ユーザー分析ってどうやるの?【データ分析系記事】

こんにちは、ウェブ解析士になったリョースケです!

ウェブ解析士認定試験で学んだ情報やデータ分析に関する事柄を紹介していきます。

 

今回は、マーケティングにおいて特に重要な「ユーザー分析」について解説します。

 

ユーザー分析は大切って聞くけど、具体的にどんなことをするのかイメージが湧きませんよね?

 

専門的な知識がないとできなさそう・・。

 

わたしも始めのうちはそう思っていました。

 

でも、よくよく調べてみると、「フレームワーク」を使えばだれでも簡単に楽しくできるんです!

 

そんな方向けに具体的な手法を紹介していきます。

 

 

手法は様々なものがありますが、今回はウェブ解析士のテキストにあるフレームワークを用いた分析の1つ「ペルソナ分析」についてご紹介します。

 

ペルソナとは

「ペルソナ」は、自分の商品やサービスを利用するであろう「理想のユーザー像」を設定するフレームワークです。

 

ペルソナ分析の目的は、ユーザー像の明確化、それによるユーザーへの理解を深めることにあります。

 

その結果、ターゲティングが設定しやすくなり、より質の高いマーケティングに繋がります。

 

早速、「フレームワーク」を使って実践してみましょう

 

仕事に関するQ&Aサイト「某転職支援サイト」のペルソナ分析をした例

 

図1は仕事に関するQ&Aサイト「某転職支援サイト」のペルソナ分析をした例です。

 

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図1 転職サイトを利用する「転職希望の若手男性ビジネスマン」のペルソナ

 

 

自分のサービスはどんな人に求めてられているのかな?となるべく具体的に考えていきましょう。

 

私がよく使うパターンは「基本情報」「生活パターン」の2つです。

 

【基本情報】

理想のユーザーの収入

家族構成

居住地

どんな仕事をしているか

 

【生活パターン】

ライフスタイル

対象商品やサービスに対する意識や行動

情報接触の動向

 

ここから、ペルソナを作成していきます。

 

図1で書いてあるのは若手男性ビジネスマンのペルソナとなりますが、その他にも、

 

若手の女性ビジネスマン

中堅層のビジネスマン、

就活生

 

など、いろんなペルソナが考えられますね。

1つできたら、他にもいくつかペルソナを作ってみましょう!

 

また、つくってみたペルソナが実際のユーザーとかけ離れているような場面もでてきます。

その場合は、その都度、更新する必要があります。

一度ペルソナを作成すれば終わりということではありません。

やってみるとわかるのですが、これ、結構手間のかかる分析になります。

なんでこんなに時間をかけてまでペルソナ分析をやる必要があるのでしょうか?

分析によって得られるメリットを説明します。

 

ペルソナ分析によって得られるメリット

 

さらに、関係者が協力してペルソナを作成することによってお客さまの課題、生活行動の考察、自社が提供可能な価値を具体的に共有することができます。

 

ユーザーに対して的確なマーケティング施策が打てなくて悩んでいる方は

まずはペルソナ分析を使って、ユーザー像を設定してみるところから始めてはいかがでしょうか?

 

今後、別のフレームワークを用いたユーザー分析についてもご紹介していきます。