読書会レポート:スタンフォード自分を変える教室編

レポート目次

1.どんな会だったか

2.トークテーマ

①意志力は鍛えられる?

 1)意志力は有限?どうしたら鍛られる?

 2)苦しい期間を乗り越えたい、そのための意志力の使い方

  苦しい時期を乗り越えている最中の参加者さんの話(TOEICを勉強編)

②やることリストがやる気を奪う

 1)なぜやることリストがやる気を奪うのか

 2)タスクリストの作りのポイント(タスク管理マニアさんの経験談

 ③コントロールしなければコントロールできる

 1)結果が出るまでがんばる?or頑張れないことはがんばらない?

  ▼結果が出るまで頑張った人の意見

 2)結果を出すまで頑張った結果、損をすることは " ある "

  ▼どういう勉強は足掻かない方がいいのか

   ▼努力できている勉強の特徴

 

3.主催側の気づき・想い

4.おまけ:今回もらって嬉しかった一言

 

 

1.どんな会だったか

真面目な話題をゆるっとした雰囲気で話せた会でした

 

主には、意志力というキーワードを起点に「やりたいことを続ける」ということについて深掘った語り合いができたように思います。

 

意識高い系のふわっとした話でなく、参加した人たちの人生経験も踏まえたとても中身の詰まった話ができて本当に良い時間だったなぁという実感があります。

 

2.トークのテーマ

①意志力は鍛えられる?

②やることリストがやる気を奪う

 ③コントロールしなければコントロールできる

 

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テーマ①意志力は鍛えられる?

1)意志力は有限?どうしたら鍛られる?

 

 どうしたら意志力を鍛えられるか?

 ・瞑想

  やるとフラット・ニュートラルな状態に戻れる

 ・人と話す

 ・ノートに書く 

  やるとモチベーションが上がる、目的がはっきりする

  2パターンのやり方

  ①朝ノートに書く(ノウハウの名前:モーニングページ)

   ▼得られる効果

   自分が無意識に考えていることに気づく

   自分の状態を知れる

   自分で自分を導ける

   ▼どんなふうにやるか

   朝起きた ”  瞬間  ” に思ったことをすべて書く。必ずノート3ページ分書く

 

  ②夜ノートに書く(ノウハウの名前:特になし)

   ▼得られる効果

   雑念を排除できる

 

   ▼どんなふうにやるか

    寝る前に思っていることを全部書く

 

2)苦しい期間を乗り越えたい、そのための意志力の使い方

 

苦しい期間とは?

やりたいことをやっている最中に訪れる伸び悩みの期間

例:webサービスをつくりたい人の場合

やりたいこと:webサービスをつくる!

やること

ユーザーインターフェースをつくる勉強⇒やりたい!&得意! 

= 楽しい!

②サーバー関係の勉強⇒やりたい!&難しい!&苦手!

= 苦しい!

 

やりたいこと:英語の勉強

▼やること

TOEICの問題を解く⇒やりたい!&好き! 

= 楽しい!

②英文法の勉強⇒避けては通れない!&難しい!&苦手!

= 苦しい!

 

この②の部分をどうやって乗り越えるためにどう意志力を使うか

 

▼苦しい時ってどうなる?

当初のモチベーションが出なくなる

もっと効率よく勉強したいって思う

 

苦しい時期を乗り越えている最中の参加者さんの話(TOEICを勉強編)

英語の勉強が好きで、TOEIC300点代から始めて790点(L410/R380)までスコアを上げてるザックさんのお話。

 

英語が好きでTOEICの勉強をしているが、英文法の勉強が苦手でこの勉強を乗り越えるのは苦しかった。

自分で勉強してみるも、どうしても進みが遅かった。

なので、英文法だけを教えてくれる先生を見つけて、指導してもらったところをひたすらやりまくった。

結果、今もTOEICの勉強を続けられていて点数も伸ばせている

 

☆     ☆        ☆        ☆       ☆

 

▼この話から得た気づき

独学でやってみて、限界を感じる壁にぶつかったら外部の力を借りよう!

ただし、いきなり力を借りるのでなくこのルートをたどることが大切

 

やりたいことを見つける⇒自分でやる⇒限界にぶつかる⇒外部の力を借りる

 

▼▼このルートが大切な3つの理由

①外部の力を最大限に活用できる

・吸収率、吸収力が段違い!&深い理解ができるようになる

わからない(泣)、知りたい~!という気持ちがたまりまくったときに外部の力が来てくれると、吸収率がアップする

 

意味はよくわからないけどとりあえずこういうもんだ!っと覚えた物事があって、

それを外部の人に聞くことで、「あ~~~!!なるほどねぇぇぇ!!」となって、知識が染みつく

 

 

②自分にあった適切な講師・教室を選べる

自分が苦手なところ・教えてほしいところがわかっていればそれに特化した講師を選べる。ちゃんとした講師であっても、教えてほしいことと教わりたいことのミスマッチがあるのはもったいない。

ザックさんは「英文法だけを習える講師」にポイントを絞って探したところ、

自分が習いたいことを教えてくれそうな講師の方に出会うことができた。

 

 ③うわっつらだけの教材・講師等にひっかかからない

自分が意地悪な人だった場合、一番ひっかけやすい・カモにしやすいのは初心者

知識がない人は教材・講習の内容でなく「3ヶ月でTOEIC200点上がります!」のような結果に飛びつくので、釣るのが簡単

 

 

その他 

▼やりたいことを続ける秘訣

選択した瞬間を振り返ると良い(良いことも悪いことも) 

 

▼主催者の感想。。。

講師を見つけた時の話で「ホームページは手作り感があってちょっと怪しいかな?っと思ったけど、教えてくれる内容が自分にあっていたのでその講師にお願いしました」というコメントがとても印象に残っています。

 

確かに、自分が学びたいことを明確化できてないと見た目の印象だけにひっかかったり、逆に、本当はベストな出会いなのに見た目の印象だけで見過ごしちゃうなぁと感じて深く印象に残っています。

 

 

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テーマ②やることリストがやる気を奪う?

 

1)なぜやることリストがやる気を奪うのか

 

・理想の完璧な状態の自分の状態でリストをつくるから

エネルギー・意志力100%の状態の自分を思い描いてやることをつくると、

設定したタスクをこなせない⇒やる気がなくなる⇒理想のやることリストをつくる⇒決めたことができない⇒......のサイクルにはまる

 

2)タスクリストの作り方(タスク管理マニアさんの経験談

そのタスクをやって「得る結果」だけじゃなくて、やることを「はじめよう」の気持ちでやることリストをリストをつくると上手くいく。

作り方のポイント

①今できることから書く

例えば「パソコンを開く」をやることリストの1項目にする。このレベル感でやることリストをつくって、ポチポチとタスク完了のチェックを入れていくと自然とやることができていって、気付いたら終わってるという感じになる

 ②やること系とアイディア系は分ける

積読はアイディア系のリストというイメージで、備忘録的にリストをつけてる

 

その他

七つの習慣の「時間管理のマトリックス」の話がでてきて、重要だけど緊急でないことに注目してリストつけるの大事ですよね、という話もでました。

 

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テーマ③コントロールしなければコントロールできる

 話題提起してくれた方(ライブ配信者さん(女性))

 無理やり頭を使ってひねり出したやりたいことは長く続けれなかった、

 でも、むりに足掻かないで自然体でいたら本当にやりたいことに出会えた。

 

1)結果が出るまでがんばる?or頑張れないことはがんばらない?

 

▼結果が出るまで頑張った人の意見

やりたいことをやろうとしたら、結果が出にくいこと段階、苦しい時期にはぶつかる。そこを乗り越えたから見えるものがある。間違った方向性の努力をしているなと思う人は確かにいる。七つの習慣でいう「梯子の掛け違い」をしている人。

ただ、結果が出てみないとわからないことはあるから、結果が出る前に苦しいからやめるというのはなんだかなぁと思う。

 

そして、結果が出た後にあらたな課題も生まれる。

結果:作りたいwebサービスをつくった

新しい課題:作ることに飽きが出てくる

 

だから、早く手を付けた方がいい。悩んでいる時間がもったいない。

 

一方で、結果を出すまで頑張った結果、損をすることはあるのか? 

 

 

2)結果を出すまで頑張った結果、損をすることは " ある "

これもザックさんのお話。

英語を勉強する前にやった 社労士の勉強は本当にもったいなかったと思ったとのこと。

食いっぱぐれない仕事、働けることに繋がる勉強をしようと社労士資格の勉強をしたが、全然うまくいかず結果もでず、その結果落ち込んで体調を崩してしまったそうです。

 

では、足掻かない方がいい勉強の特徴には何があるのか?

 

▼どういう勉強は足掻かない方がいいのか

・キャリアや身分にフォーカスする勉強はつらいかもしれない

 ・結果を出すため ”  だけ  ” に努力してるのは違う?

 

 ▼努力できている勉強の特徴

英語

ー義務感がない、会社の仕事に関係ない

ー結果が出てる(TOEICのスコア)

ー勉強を始めたきっかけ、好きな人が帰国子女でその人と共通の話題をつくりたいと思ったことがきっかけ 

 

プログラミング

ーツールを作りたいと思って勉強を始めた

 タスク管理ツールをつくりたいと思って始めたのが勉強を始めるきっかけ

 いろんなタスク管理ツールを使っていたが、痒い所に手が届くツールがなく

 じゃあ自分でつくるか、となった

ー会計ソフトとかは作ろうと思わない

 今あってもう満足しているツールがあるものを作ろうとは思わない

ー会社の仕事に関係ない

 

3.主催側の気づき・想い

いろんな人生経験を持つ人が集まって話をすると、本の内容に関して

各人の実体験や実際に考えたこと、感じたことが肉付けされていって身の詰まった話ができるなと感じます。

 

良い本についていろんな人が語り合うことで、本の内容がより膨らんで、論理や思想に経験や生の言葉や経験がついて本の内容が現実味を帯びてくる。そんな気がしました。

 

今回のレポートは以上にしたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

4.おまけ:今回もらって嬉しかった一言

読書会で話す時間がリラクゼーションの時間になってる

 

 

鬼滅の刃に勇気づけられた話

「逸材の花より挑み続け咲いた一輪が美しい」

この言葉にすごく勇気をもらいました。

 

どうも、リョースケです。今日はアニメ「鬼滅の刃」に勇気づけられた話を書きます。

冒頭の言葉はアニメのオープニング曲「紅蓮華」の一説です。

 

マイクロソフト入社というとてつもなく高いハードルに挑戦している自分にとっては

、勇気づけてくれるすごくありがたい言葉です。

 

そして、このアニメは曲以外にも面白いことを教えてくれたので紹介していきたいと思います。

 

挑み続けるとは?

このアニメではいろんな人が頑張って強くなるんですが、面白さを感じたのは

「竈門炭治郎的な挑み方」だけでなく「我妻善逸的な挑み方」も魅力的に書いていてくれているところです。

 

竈門炭治郎的な頑張り方とは

炭治郎はこのアニメの主人公なんですが、こいつはまぁぁぁ頑張ります。鬼になった妹を人間に戻すという目的のため、とにかく一直線に頑張ります。

 

アニメ24話「機能回復訓練」ではその頑張り方が顕著にわかります。

超人的な力を出せる全集中の呼吸を一日中できるようになる「全集中の呼吸常駐」という状態を目指して修行するんですが、超絶ストイックに頑張ります。

 

起きたら鍛錬、昼はハードな鍛錬、夜も鍛錬、さらには寝ている間も鍛錬。

(寝てる最中に呼吸が乱れたらぶっ叩いて起こしてくれと頼みこむほど。)

 

自分に厳しく、強く、優しくとにかく頑張る。

 

こういう頑張り方ができる人って本当にすごいと思います。

芯があって全然折れなくて、頼りがいがある男という言葉を体現したキャラクターな気がします。

 

ただ同時に、自分もこんな風に頑張らなきゃいけないのかぁと思うと、見ていて結構しんどいキャラでもあります。

 

このキャラのレベルに至れるのは、超強い目的がある人か精神が超強い人なんだろうなぁと感じます。

 

一方でそれとは我妻善逸の様子は全然違います。

 

我妻善逸的な挑み方とは

善逸くんも主人公メンバーの一人なのですが、炭治郎と違ってこいつはまぁぁぁサボります。サボるし、逃げるし、弱音を吐きまくります。

 

炭治郎が一緒にがんばろうと誘って励まして応援するにもかかわらず、

言い訳してふて寝したり女の子と話にいったり、修行から全力で逃げます

 

そんな善逸くんですが、最終的には綺麗なしのぶ姉さんの「善逸君を一番応援してますよ♡」の一言でコロッとほだされ、一気にスパートをかけて炭治郎とほぼ同時期に全集中の呼吸常駐を体得します。

 

後からがんばり始めた善逸と最初から頑張り続けた炭治郎の終着点が同じというのは理不尽さもちょっと感じてしまいそうですが、炭治郎は善逸の成長を心から喜びます。

ほんと、炭治郎はできた人格者だなぁ....

 

両者の挑み方の違い

さて、ここまで見て思ったのは

 

竈門炭治郎的な頑張り方⇒自分に厳しく、折れず、とにかく頑張続ける

我妻善逸的な挑み方⇒自分に甘く、弱く、折れたけど、再開してまたがんばる

 

こう書いてみると結構対極的な感じがしますね。

でも、姿勢は対極的であっても終着点は同じなわけです。

 

そして、一番伝えたいのはどちらの姿勢も「挑み続け咲いた一輪である」ということです。

 

 挑みつづけるということは折れないことではありません。強くなければいけないということでもありません。

 

弱くても、自分に甘くても、周りからのサポートをうけても、もう一回やりはじめたらそれは挑み続けているということなんです。

 

弱くたっていいんです。甘くたっていいんです。何回折れたっていいんです。

どんな過程を辿ったって、もう一回立ち上がろうとするあなたの姿はとても美しいんです。 

 

そしてもっと言うと、挑み続けることって生き続けることだと思うんです。

僕は幸せに生きるということに挑んでいます。日本マイクロソフトに挑むのはその手段の1つですが、これを見つけるまで、幸せに生きる方法をいろいろ模索をしてきました。

 

つまり、なんだかんだありつつも、幸せに生きるということに向かって挑み続けてるわけです。

「何か一つのことをやめてしまった」=「挑むことをやめた」

ではないんです。挑み方を変えただけなんです。

 

だから、挫折して落ち込んだ時はその挑戦の果てに自分は何を求めているのか、ということにもう一回立ち返ってみてはどうでしょうか。

 

この考え方をくれたのは鬼滅の刃の第3話です。

鬼滅の刃アニメ第3話:岩切り課題

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©吾峠呼世晴集英社アニプレックスufotable より引用

 

鬼殺隊の最終選抜試験前、炭治郎に「岩を切る」という課題があたえられるのですが、最初は全然切れません。

 

そして、いろんな修行(型のやり直しや筋トレなど)をやり直して、結果的に岩を切ることに成功します。

 

皆さんが何かをやめたというのは、「修行のやり方を変えた」と、ただそれだけなのだと思います。皆さんにとっての「岩」はなんでしょうか。

 

たぶん、多くの人とっての岩は「幸せに生きること」だと思います。

つまり、生き続けるていることが、挑み続けていることなんです。

自殺をかっこ悪いとは言えません。でも、懸命に生き続けているあなたは本当に美しいんです。

 

 

実は善逸の方が炭治郎より人気?

失敗したり折れたりしている人の方が、実は魅力的に見えるのかもしれません。

 

こちらはYouTube配信者ふるおる Furuorusさんによる鬼滅の刃人気キャラランキングの動画です。(2019年11月16日に動画アップ)

 

www.youtube.com

 

この動画を見ると、なんと筆頭主人公の炭治郎が8位(244票)であるのに対して、

善逸くんが3位(571票)にランクインしてます。得票数数は炭治郎の2倍以上です。

 

どうしてこういうランキング結果になったのかを考えると、

善逸くんの生き方の方が現実的な人間味があって親近感を感じやすいから、

という理由もある気がしています。

 

絶対に折れない生き方はすごいしかっこいい。

でも、何度も折れて失敗して弱音を吐いて、それでも立ち上がる生き方がかっこ悪いなんてことは全然ない。

このランキングにはそういうことも現れている気がします。

 

最後に、

最後に、紅蓮華の勇気づけてくれる歌詞をもうちょっとだけ。

 

「乱暴に敷き詰められたトゲだらけの道も、本気の僕だけに現れるから」

 

挫折するような道って、本気になってないと見えないんです。

だから、挫折するような、折れても未練が残るようなことがあるというのはそれだけですごいことなんです。だって、本気になったってことなんだから。

 

挫折した自分を責めるのではなく、挫折するよな困難なことを見つけた自分はすごいんだって気づいてあげてください。そして、その困難なことが消えない夢であるならば、また顔を上げて、その夢に向かって進めばいいんです。

 

 ちなみに、僕は普通の人が2週間で読み上げる「みんなのPython」という初級者用の本を2年前に買って挫折し、今もう一回勉強し直してまた挫折したのでもっと初級者用の「pythonスタートブック」で勉強し直しています。

 

その理由は発達障害でも幸せに生きたいという夢があるからです。

日本マイクロソフトITラーニングプログラムに入って、スキルを身に着け、この夢を叶えようとしています。

この夢はどうしたって消せない夢で、心臓に根を生やしこの血に宿っています。

 

幸いにも、今はこの夢を応援してくれる仲間とコンサルタントに出会えました。

立ち上がろうとすれば、それを支えてくれる仲間はあらわれるんだなって、今感じています。

 

 生き続けているあなたは美しい。だから、その姿を発信するとその美しさを感じてくれる仲間ができるんじゃないかな。

 

だから、生きること、幸せになることを諦めないでほしい。

生きている姿は美しく、幸せになろうとする姿は人に勇気を与える。

あなたが幸せになろうとする姿は、その姿を見るいろんな人を助けるから。

ユーザー分析ってどうやるの?【データ分析系記事】

こんにちは、ウェブ解析士になったリョースケです!

ウェブ解析士認定試験で学んだ情報やデータ分析に関する事柄を紹介していきます。

 

今回は、マーケティングにおいて特に重要な「ユーザー分析」について解説します。

 

ユーザー分析は大切って聞くけど、具体的にどんなことをするのかイメージが湧きませんよね?

 

専門的な知識がないとできなさそう・・。

 

わたしも始めのうちはそう思っていました。

 

でも、よくよく調べてみると、「フレームワーク」を使えばだれでも簡単に楽しくできるんです!

 

そんな方向けに具体的な手法を紹介していきます。

 

 

手法は様々なものがありますが、今回はウェブ解析士のテキストにあるフレームワークを用いた分析の1つ「ペルソナ分析」についてご紹介します。

 

ペルソナとは

「ペルソナ」は、自分の商品やサービスを利用するであろう「理想のユーザー像」を設定するフレームワークです。

 

ペルソナ分析の目的は、ユーザー像の明確化、それによるユーザーへの理解を深めることにあります。

 

その結果、ターゲティングが設定しやすくなり、より質の高いマーケティングに繋がります。

 

早速、「フレームワーク」を使って実践してみましょう

 

仕事に関するQ&Aサイト「某転職支援サイト」のペルソナ分析をした例

 

図1は仕事に関するQ&Aサイト「某転職支援サイト」のペルソナ分析をした例です。

 

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図1 転職サイトを利用する「転職希望の若手男性ビジネスマン」のペルソナ

 

 

自分のサービスはどんな人に求めてられているのかな?となるべく具体的に考えていきましょう。

 

私がよく使うパターンは「基本情報」「生活パターン」の2つです。

 

【基本情報】

理想のユーザーの収入

家族構成

居住地

どんな仕事をしているか

 

【生活パターン】

ライフスタイル

対象商品やサービスに対する意識や行動

情報接触の動向

 

ここから、ペルソナを作成していきます。

 

図1で書いてあるのは若手男性ビジネスマンのペルソナとなりますが、その他にも、

 

若手の女性ビジネスマン

中堅層のビジネスマン、

就活生

 

など、いろんなペルソナが考えられますね。

1つできたら、他にもいくつかペルソナを作ってみましょう!

 

また、つくってみたペルソナが実際のユーザーとかけ離れているような場面もでてきます。

その場合は、その都度、更新する必要があります。

一度ペルソナを作成すれば終わりということではありません。

やってみるとわかるのですが、これ、結構手間のかかる分析になります。

なんでこんなに時間をかけてまでペルソナ分析をやる必要があるのでしょうか?

分析によって得られるメリットを説明します。

 

ペルソナ分析によって得られるメリット

 

さらに、関係者が協力してペルソナを作成することによってお客さまの課題、生活行動の考察、自社が提供可能な価値を具体的に共有することができます。

 

ユーザーに対して的確なマーケティング施策が打てなくて悩んでいる方は

まずはペルソナ分析を使って、ユーザー像を設定してみるところから始めてはいかがでしょうか?

 

今後、別のフレームワークを用いたユーザー分析についてもご紹介していきます。

このブログを思い立ったきっかけ

この記事を見てくれた皆さん、初めまして。

今日は、どうしてこのブログを創ろうと思ったのかという理由を書こうと思います。

 

私は発達障害ADHDASDという特性を持っており、社会人になってから本当にいろんな、たくさんの生きづらさを感じています。

社会人になってから仕事で何度も同じミスして怒られたり、プライベートでは何気ない一言で相手を怒らせちゃったり、、、

 

そうして出てきたのが、

「僕は生きてもいいのかな、産まれてもよかったのかな」

という気持ちでした。

 

ずっと人に迷惑をかけてばかりで、僕は生きているだけで他人を不幸にするのではないか、その思い・考え方がずっと消えませんでした。

 

でも、東京に来て、いろんな素敵な人にであって、発達障害でも自分らしく素敵に生きてる人たち、発達障害でも尊敬できる人たちにたくさんであって、発達障害の人を支援するいろんな制度を知って、少しずつその考えが変わってきました。

 

そして、もっとも衝撃的だった気づきが、

発達障害の人たちが”活躍できる社会”がもうすぐそこまできている

ということでした。

 

僕が生涯をかけてやらなければいけないことは、

この事実を少しでも多くの人に伝え、金の卵である発達障害という特性を誤解して

命を絶つ人を1人でも多く思いとどまらせること、そして、発達障害の可能性を知らずに生きる若い人たちに明るい未来が待っていることを伝えること

 

僕が言う「発達障害の人たちが活躍できる社会がもうすぐそこまできている」という言葉は、慰めでも希望的観測でもなく、純然たる事実であるということを証明すること

 

僕が生涯に渡って得てきた、気持ち、経験、体験、人脈、技術、ノウハウはこの事実を遺し、伝えるためのものだと思うとすごく、あぁそうなのかもしれないという気持ちになりました。

 

きっと、この想いは間違っていないと感じる。

だから僕は、「発達障害でも生きていい」という言葉が正しいということを証明し、1人でも多くの人にこの言葉を届けることに自分がこれまで得てきたもの、これから得るものすべてをそそぎこむ。

きっと、そのために僕は生まれてきたんだと思う。

 

だから、その第一歩として僕はこのブログを始めました。

これから、なぜ発達障害の人が活躍できる社会に変化していると言えるのかをいろんな方向性の記事で紹介していこうと思います。

 

このブログが、皆さんの命を守ること、自分を肯定すること、希望をもって自分らしく生きるきっかけになれば、本当に、本当に幸いです。

とりあえず、今日はここまでにします。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 では、また。

To Be Continued

 

読書会レポート:無意識のニーズに気づくための読書会 ~ユーザー視点で新しい発想を創るノウハウ『デザイン思考』を議論する~

■参加者8名(男性7名、女性1名) 

読書会概要

7月21日、人生を前向きにしてくれるノウハウの一つとして『デザイン思考』をテーマとして読書会を企画しました。また、コラボパートナーとして、UXデザイナーとしてご活躍されている私市 瑞希さんに企画のご協力いただき実施となりました。

■面白かったポイント

①アイスブレイク:ブレインストーミングバトル!!

今回は私市 さんの考案で『新しいタスク管理ツールを考える』というテーマで、『ブレインストーミングバトル』を実施しました!

このワークで、場の議論活性化に繋がり、デザイン思考のプロセスの『発想』の部分、アイディア出しの楽しさを感じていただくことができとても嬉しく感じています。

10分で50個ものアイディアが生まれ、さらにとても面白いコンセプトができとてもワクワクした心持でワークを見ていました。代表して一つのコンセプトを紹介します。

 

『夢で夢を体験させてくれるタスク管理ツール』

▼仕様

見たい夢(Dream)を選択し、その夢に見るために必要なタスクを自動的に棚卸してくれる(こんな本を事前に読みましょう、こんなアロマを焚きましょうなど)

▼叶えてくれるニーズ

子どもに夢(なりたい職業・達成したいこと)の経験を疑似体験してもらうことで、なりたいものを複数体感してもらい、本当になりたいものを見つけてもらう

大人に希望職種の疑似体験をしてもらい、転職活動の活力源にしてもらう、就いてみたらこんなはずじゃなかったを回避する

 

ひと昔前であれば夢物語であったこのコンセプトも、VR脳科学が発展した現代では、実現できるかもと大人が真剣に考えるものになっています。こんなあったらいいなを具現化させてくれることもデザイン思考のいいところです。

そのほかにも、『チーム内でいいねを送り合えるタスク管理ツール』、『タスクを完了するとpaypayにポイントが入るタスク管理ツール』、『やりたいことのタスクを自動で棚卸してくれるタスク管理ツール』、『他人へ気軽にヘルプをお願いできるタスク管理ツール』など面白いアイディアをたくさん出てきました!

 

②創造的覚悟がくれる恩恵

テーマとして『創造的覚悟って何?』という内容で対話をした際、こんな会話が生まれました。

創造的覚悟とは、『自分の感覚を信じること』

自分の感覚を信じた体験とそこで得たもの

食べログで星が低いお店に行ってみた

→以外にもおいしい料理に出会えた!

・イベントに参加する

→新しいアクションが起こしやすくなる

ブロックチェーンにはまる

→人との繋がりが増えた、英語を勉強したい熱が湧いてきた

 

そして、どの経験にも当てはまる効果として、

『やっていることに納得感を得られる』、『自己肯定感が増す』という発言が出た時は、深く共感しながらうなずいてしまいました(笑)

新しいことをやる、自分の感覚を信じるのは、その人の人間性を豊かにしてくれるのだと改めて再確認できた瞬間でした。

 

■テーマにした本

『まんがでわかるデザイン思考』 (シナリオ:小田ビンチ、まんが:坂元勲、監修:田村大)

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初めてのテーマの読書会でしたが、今回もワクワクする対話が生まれ大成功に終えることができました✨

これからも楽しく、価値ある時間を過ごしてもらえる読書会を続けていくぞ!っと励みになる会でした。

楽しい会を創ってくださった参加者の皆様、コラボパートナーの私市さん、本当にありがとうございました!

読書会レポート:第1回明るく前向きに生きるための読書会

■参加者5名(男性3名、女性2名) 

■テーマにした本

3月2日、自分が感動してやまなかった本『発達障害者の自分の育て方』の読書会を著者の岩本友規さんと一緒に行いました。本当にすごいコラボをさせていただいたんだなと今でも実感しています。

第1回目は「自分を育てる」ということについて考えるばとして、
自律や主体性発達の研究をされている岩本友規さんの著書を 事前に読み、
ワークショップをしていきました。

発達障害者の自分の育て方」(著者:岩本友規)

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 ■読書会の様子

参加者の皆さんに恵まれ、本当にいろんな意見が飛び交いました。

最も印象に残ったところは本書105ページの

 

『自分の世界』と『周囲の世界』を分けていい

 

というところでした。この部分は私にとっても、大きな影響を与えてくれた文章です。

人は、学校・会社といった組織の中に生きていると『周囲の世界』の考え方にとらわれてしまい、自分の世界(自分の考え方、在り方ととらえてもいいかもしれません)を周囲の世界と同一化しようとするあまり、自分を否定したり周囲に合わせて矯正することがあります。

この章で綴られる言葉は、そんな生きづらさを感じている人救ってくれるこの言葉でした。

周囲がこう考えるから自分もこう考えなきゃと自分を縛り付けていた私にとって、岩本さんの『自分の世界と周囲の世界』を分ける、『周囲はこう考えるんだな、自分はこう思うけど』と周囲と自分は切り離して考えていいと諭してくれるこの章は生きやすく考えるための第一歩を踏み出させてくれました。

 

明るく前向きに生きるための読書会では、ジャンルを問わず明るく前向きに生きることに繋がるような対話が生まれるような本をテーマに開催を続けていきたいと思います。

 

素敵な対話をたくさんくださった参加者の方々、企画に多大なご協力をいただいた岩本さん、本当に本当に ありがとうございました!