読書会レポート:第1回明るく前向きに生きるための読書会

■参加者5名(男性3名、女性2名) 

■テーマにした本

3月2日、自分が感動してやまなかった本『発達障害者の自分の育て方』の読書会を著者の岩本友規さんと一緒に行いました。本当にすごいコラボをさせていただいたんだなと今でも実感しています。

第1回目は「自分を育てる」ということについて考えるばとして、
自律や主体性発達の研究をされている岩本友規さんの著書を 事前に読み、
ワークショップをしていきました。

発達障害者の自分の育て方」(著者:岩本友規)

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 ■読書会の様子

参加者の皆さんに恵まれ、本当にいろんな意見が飛び交いました。

最も印象に残ったところは本書105ページの

 

『自分の世界』と『周囲の世界』を分けていい

 

というところでした。この部分は私にとっても、大きな影響を与えてくれた文章です。

人は、学校・会社といった組織の中に生きていると『周囲の世界』の考え方にとらわれてしまい、自分の世界(自分の考え方、在り方ととらえてもいいかもしれません)を周囲の世界と同一化しようとするあまり、自分を否定したり周囲に合わせて矯正することがあります。

この章で綴られる言葉は、そんな生きづらさを感じている人救ってくれるこの言葉でした。

周囲がこう考えるから自分もこう考えなきゃと自分を縛り付けていた私にとって、岩本さんの『自分の世界と周囲の世界』を分ける、『周囲はこう考えるんだな、自分はこう思うけど』と周囲と自分は切り離して考えていいと諭してくれるこの章は生きやすく考えるための第一歩を踏み出させてくれました。

 

明るく前向きに生きるための読書会では、ジャンルを問わず明るく前向きに生きることに繋がるような対話が生まれるような本をテーマに開催を続けていきたいと思います。

 

素敵な対話をたくさんくださった参加者の方々、企画に多大なご協力をいただいた岩本さん、本当に本当に ありがとうございました!