鬼滅の刃に勇気づけられた話
「逸材の花より挑み続け咲いた一輪が美しい」
この言葉にすごく勇気をもらいました。
どうも、リョースケです。今日はアニメ「鬼滅の刃」に勇気づけられた話を書きます。
冒頭の言葉はアニメのオープニング曲「紅蓮華」の一説です。
マイクロソフト入社というとてつもなく高いハードルに挑戦している自分にとっては
、勇気づけてくれるすごくありがたい言葉です。
そして、このアニメは曲以外にも面白いことを教えてくれたので紹介していきたいと思います。
挑み続けるとは?
このアニメではいろんな人が頑張って強くなるんですが、面白さを感じたのは
「竈門炭治郎的な挑み方」だけでなく「我妻善逸的な挑み方」も魅力的に書いていてくれているところです。
竈門炭治郎的な頑張り方とは
炭治郎はこのアニメの主人公なんですが、こいつはまぁぁぁ頑張ります。鬼になった妹を人間に戻すという目的のため、とにかく一直線に頑張ります。
アニメ24話「機能回復訓練」ではその頑張り方が顕著にわかります。
超人的な力を出せる全集中の呼吸を一日中できるようになる「全集中の呼吸常駐」という状態を目指して修行するんですが、超絶ストイックに頑張ります。
起きたら鍛錬、昼はハードな鍛錬、夜も鍛錬、さらには寝ている間も鍛錬。
(寝てる最中に呼吸が乱れたらぶっ叩いて起こしてくれと頼みこむほど。)
自分に厳しく、強く、優しくとにかく頑張る。
こういう頑張り方ができる人って本当にすごいと思います。
芯があって全然折れなくて、頼りがいがある男という言葉を体現したキャラクターな気がします。
ただ同時に、自分もこんな風に頑張らなきゃいけないのかぁと思うと、見ていて結構しんどいキャラでもあります。
このキャラのレベルに至れるのは、超強い目的がある人か精神が超強い人なんだろうなぁと感じます。
一方でそれとは我妻善逸の様子は全然違います。
我妻善逸的な挑み方とは
善逸くんも主人公メンバーの一人なのですが、炭治郎と違ってこいつはまぁぁぁサボります。サボるし、逃げるし、弱音を吐きまくります。
炭治郎が一緒にがんばろうと誘って励まして応援するにもかかわらず、
言い訳してふて寝したり女の子と話にいったり、修行から全力で逃げます。
そんな善逸くんですが、最終的には綺麗なしのぶ姉さんの「善逸君を一番応援してますよ♡」の一言でコロッとほだされ、一気にスパートをかけて炭治郎とほぼ同時期に全集中の呼吸常駐を体得します。
後からがんばり始めた善逸と最初から頑張り続けた炭治郎の終着点が同じというのは理不尽さもちょっと感じてしまいそうですが、炭治郎は善逸の成長を心から喜びます。
ほんと、炭治郎はできた人格者だなぁ....
両者の挑み方の違い
さて、ここまで見て思ったのは
竈門炭治郎的な頑張り方⇒自分に厳しく、折れず、とにかく頑張続ける
我妻善逸的な挑み方⇒自分に甘く、弱く、折れたけど、再開してまたがんばる
こう書いてみると結構対極的な感じがしますね。
でも、姿勢は対極的であっても終着点は同じなわけです。
そして、一番伝えたいのはどちらの姿勢も「挑み続け咲いた一輪である」ということです。
挑みつづけるということは折れないことではありません。強くなければいけないということでもありません。
弱くても、自分に甘くても、周りからのサポートをうけても、もう一回やりはじめたらそれは挑み続けているということなんです。
弱くたっていいんです。甘くたっていいんです。何回折れたっていいんです。
どんな過程を辿ったって、もう一回立ち上がろうとするあなたの姿はとても美しいんです。
そしてもっと言うと、挑み続けることって生き続けることだと思うんです。
僕は幸せに生きるということに挑んでいます。日本マイクロソフトに挑むのはその手段の1つですが、これを見つけるまで、幸せに生きる方法をいろいろ模索をしてきました。
つまり、なんだかんだありつつも、幸せに生きるということに向かって挑み続けてるわけです。
「何か一つのことをやめてしまった」=「挑むことをやめた」
ではないんです。挑み方を変えただけなんです。
だから、挫折して落ち込んだ時はその挑戦の果てに自分は何を求めているのか、ということにもう一回立ち返ってみてはどうでしょうか。
この考え方をくれたのは鬼滅の刃の第3話です。
鬼滅の刃アニメ第3話:岩切り課題
鬼殺隊の最終選抜試験前、炭治郎に「岩を切る」という課題があたえられるのですが、最初は全然切れません。
そして、いろんな修行(型のやり直しや筋トレなど)をやり直して、結果的に岩を切ることに成功します。
皆さんが何かをやめたというのは、「修行のやり方を変えた」と、ただそれだけなのだと思います。皆さんにとっての「岩」はなんでしょうか。
たぶん、多くの人とっての岩は「幸せに生きること」だと思います。
つまり、生き続けるていることが、挑み続けていることなんです。
自殺をかっこ悪いとは言えません。でも、懸命に生き続けているあなたは本当に美しいんです。
実は善逸の方が炭治郎より人気?
失敗したり折れたりしている人の方が、実は魅力的に見えるのかもしれません。
こちらはYouTube配信者ふるおる Furuorusさんによる鬼滅の刃人気キャラランキングの動画です。(2019年11月16日に動画アップ)
この動画を見ると、なんと筆頭主人公の炭治郎が8位(244票)であるのに対して、
善逸くんが3位(571票)にランクインしてます。得票数数は炭治郎の2倍以上です。
どうしてこういうランキング結果になったのかを考えると、
善逸くんの生き方の方が現実的な人間味があって親近感を感じやすいから、
という理由もある気がしています。
絶対に折れない生き方はすごいしかっこいい。
でも、何度も折れて失敗して弱音を吐いて、それでも立ち上がる生き方がかっこ悪いなんてことは全然ない。
このランキングにはそういうことも現れている気がします。
最後に、
最後に、紅蓮華の勇気づけてくれる歌詞をもうちょっとだけ。
「乱暴に敷き詰められたトゲだらけの道も、本気の僕だけに現れるから」
挫折するような道って、本気になってないと見えないんです。
だから、挫折するような、折れても未練が残るようなことがあるというのはそれだけですごいことなんです。だって、本気になったってことなんだから。
挫折した自分を責めるのではなく、挫折するよな困難なことを見つけた自分はすごいんだって気づいてあげてください。そして、その困難なことが消えない夢であるならば、また顔を上げて、その夢に向かって進めばいいんです。
ちなみに、僕は普通の人が2週間で読み上げる「みんなのPython」という初級者用の本を2年前に買って挫折し、今もう一回勉強し直してまた挫折したのでもっと初級者用の「pythonスタートブック」で勉強し直しています。
その理由は発達障害でも幸せに生きたいという夢があるからです。
日本マイクロソフトITラーニングプログラムに入って、スキルを身に着け、この夢を叶えようとしています。
この夢はどうしたって消せない夢で、心臓に根を生やしこの血に宿っています。
幸いにも、今はこの夢を応援してくれる仲間とコンサルタントに出会えました。
立ち上がろうとすれば、それを支えてくれる仲間はあらわれるんだなって、今感じています。
生き続けているあなたは美しい。だから、その姿を発信するとその美しさを感じてくれる仲間ができるんじゃないかな。
だから、生きること、幸せになることを諦めないでほしい。
生きている姿は美しく、幸せになろうとする姿は人に勇気を与える。
あなたが幸せになろうとする姿は、その姿を見るいろんな人を助けるから。